オムロンは、「IIFES 2025」の出展概要を発表した。「現場の力を経営に―継承する技術とつなぐ価値」をテーマに、「現場力を引き出す商品群」「設備進化を具体化したアプリケーション」「経営判断と現場改善をつなぐデータソリューション」を展示する。
オムロンは2025年11月10日、「IIFES 2025」(同年11月19〜21日、東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。
IIFES 2025では、オムロンは「現場の力を経営に―継承する技術とつなぐ価値」をテーマに掲げ、製造業が直面する現場課題に真正面から向き合い技術と知恵を結び付ける具体的なアプローチとして、「現場力を引き出す商品群」「設備進化を具体化したアプリケーション」「経営判断と現場改善をつなぐデータソリューション」を展示する。
現場力を引き出す商品群では、既存設備、設計を活用しながら現場をIoT(モノのインターネット)化でき、データ利活用で人の習熟度に頼らない製造現場を実現するソリューションを提案する。
設備進化を具体化したアプリケーションでは、AI(人工知能)画像処理技術を活用した目視検査に近づく高い堅ろう性を備えた外観検査や、予測制御技術を活用して設備性能を最大化する取り組みなどを紹介する。
経営判断と現場改善をつなぐデータソリューションでは、ITとOT(制御技術)、経営と現場をつなぐ独自のデータソリューションを伝える。オムロンは2025年4月に製造業向けコンサルティングおよびITシステムサービスに強みを持つコグニザントと戦略的パートナーシップを締結した。ブースでは、オムロンとコグニザントが提供するソリューション連携への取り組みや両社が共同開発したデータプラットフォームについて説明する。
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