ヤマウラは、生産工場全体を最適管理する監視システム「Smart Mill」の販売を開始した。各種センサーやカメラを組み合わせ、工場の稼働状況や空調設備を含む全体の見える化を図る。
ヤマウラは2025年8月8日、生産工場全体を最適管理する監視システム「Smart Mill(スマートミル)」を開発し、販売を開始したと発表した。ダムや発電設備で培った監視技術を生かし、工場の稼働状況や空調設備を含む全体の見える化を図る。初年度に約1億円の売上を見込む。
同システムは、各種センサーやカメラを組み合わせ、遠隔地からの監視にも対応。大規模なパッケージではなく、必要な情報だけを監視する小規模導入が可能で、機能や画面を現場に合わせてカスタマイズできる。
人手不足の緩和、生産効率の向上、品質管理の強化、安全性の確保、作業の見える化による情報共有などに寄与する。
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