ミツトヨは、CNC3次元測定機「CRYSTA-Apex V PLUS」シリーズを発表した。精度保証温度範囲を拡大し、エア低減機能を搭載してランニングコストと環境負荷の低減を図った。出荷開始は2025年10月を予定している。
ミツトヨは2025年7月1日、CNC3次元測定機「CRYSTA-Apex V PLUS」シリーズの販売開始を発表した。従来シリーズをリニューアルし、ランニングコストと環境負荷の低減を図った。出荷開始は同年10月を予定している。
同シリーズは、「CRYSTA-Apex V500/700/900」シリーズの後継機だ。
同社の3次元測定機は測定物の温度変化に合わせてリアルタイムに温度補正する機能と、測定原点と伸縮する原点を個別に設定できる温度補正原点設定機能を搭載する。
CRYSTA-Apex V PLUSは精度保証温度範囲を16〜26℃から15〜30℃へ拡大したことで、温度変化が激しい環境でも信頼性の高い測定結果が得られる。
また、エア低減機能を標準搭載しており、待機時のエア供給を一時停止することで、エア消費を抑え、稼働中の消費電力と環境負荷を大幅に削減する。
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