2D CAD/CAMナスカの最新シリーズが3Dハイスペックビュワーと連携メカ設計ニュース

ゴードーソリューションは、2D CAD/CAMナスカの最新シリーズ「NAZCA5」と、シーセットが提供する3Dハイスペックビュワー「3DTascalX/Light」との連携を2025年6月より開始する。

» 2025年04月14日 13時30分 公開
[MONOist]

 ゴードーソリューションは2025年3月27日、2D CAD/CAMナスカの最新シリーズ「NAZCA5」と、シーセットが提供する3Dハイスペックビュワー「3DTascalX/Light」との連携を2025年6月から開始すると発表した。3DモデルからシームレスにNCプログラムを作成できる。価格はNAZCA5が2万9040円から、3DTascalX/Lightが7万4800円からとなる(いずれも税込み)。

 NAZCA5と3DTascalX/Lightを連携することで、あらゆる形式の3Dデータを3DTascalX/Lightで読み込み、効率的にNAZCA5でNCプログラムを作成できる。

「NAZCA5」と「3DTascalX/Light」のイメージ 「NAZCA5」と「3DTascalX/Light」のイメージ[クリックで拡大] 出所:ゴードーソリューション

 NAZCA5がこれまで扱えたデータは、IGES形式の3Dデータのみだったが、3DTascalX/Lightとの連携により、Parasolid、STEP、SOLIDWORKS、CATIA V5、ACISといった主要な3Dデータ形式の読み込みに対応する。これにより、3D CAD、CAMを導入していない加工現場でも、3DTascalX/Lightで多様な3Dデータを読み込んでNAZCA5へ受け渡し、効率的にNCプログラムを作成できる。

製品連携のイメージ 製品連携のイメージ[クリックで拡大] 出所:ゴードーソリューション

 さらに、専属のオペレーターが対応するサポートメニューを用意。電話や電子メールに加え、ユーザーのPC画面を見ながら操作を案内するオンラインサポートに対応する。

 3DTascalX/Lightは、多くの3D CAD、CAMと同じソリッドカーネルを搭載することで、3Dモデルの必要な座標を高精度かつ簡単に計測できる。また、3D画面上の寸法やコメント、PMI(製品製造情報)といった情報を手軽に2D図面化でき、スプラインなども近似直線、円弧として出力できる。

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