Sceneは、取引先や協力会社との設計レビューを円滑化する、設計レビューソリューション「Issues ver 2」を発表した。3D CADモデルの格納先のドライブを分けることで、設計や工程検討などのレビューを取引先ごとに管理できる。
Sceneは2025年3月6日、取引先や協力会社との設計レビューを円滑化する、設計レビューソリューション「Issues ver 2」を発表した。製造業向けのオンラインDRソリューション「Issues」を強化したもので、他企業とのコラボレーションを推進する。
Issuesは3D CADをWebブラウザで表示/共有可能で、最新のCADデータに直接コメントできる。設計部門、生産技術、製造部門、メンテナンス部門などからの指摘や課題を収集して一元管理し、開発の手戻りを防いでフロントローディングに対応する。
Issues ver 2では、3D CADモデルの格納先のドライブを分けることで、設計や工程検討などのレビューを取引先ごとに管理できる。任意の取引先や協力会社に限定して公開することも可能で、ミスコミュニケーションや課題の刈り取り漏れを防止する。レビュー結果は一覧化され、社外のメンバーとの一元管理にも対応する。
取引先や協力会社のメンバーは、指定の3D CADモデルやレビュー結果にのみアクセス可能で、厳格なアクセス制限が行える。各取引先や協力会社との複数プロジェクトの管理にも対応し、完了後は簡単に権限を削除できる。
Webブラウザで利用でき、特別なソフトを必要としない。2Dや各種の3D CADファイルに対応しており、すぐに利用を開始できる。
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