Sceneは、オンラインでデザインレビューできるSaaSツール「Issues」を正式にリリースした。設計部門以外でも簡単に3D CADを利用し、課題を一元管理できる。
Sceneは2024年9月4日、オンラインでデザインレビューできるSaaSツール「Issues(イシューズ)」を正式にリリースした。オンラインで共有したCADデータに対して全組織がコメントでき、CADソフトのない設計部門外の担当者や社外メンバーでも簡単に利用できる。
さまざまな業務で利用でき、Scene Workspaceの「3D Docs」との組み合わせに対応。アニメーション付き3D要領書の作成、共有機能を併用し、複数拠点のコミュニケーションをデジタル化できる。
設計段階から生産技術、製造、組み立て、品質保証部門からの意見、指摘を集約して管理できる。また、生産技術部門などが、実際の組み立て工程を検討する際の懸念事項を3Dデータにひも付けて管理することが可能だ。
社外のユーザーが指摘事項を書き込むこともできる。3D CADデータとひも付けて課題やタスクリストを作成し、指摘、課題追跡を効率化する。CADデータと指摘がひも付いており、指摘をリアルタイムに認識できる。
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