OrionStar Roboticsは、マイクロフルフィルメントセンターに特化した物流ロボット「CarryBot」を発表した。多機能な輸送アタッチメントを備えており、さまざまな用途に対応するため、生産性が2〜3倍向上する。
OrionStar Roboticsは2024年9月2日、マイクロフルフィルメントセンター(MFC)に特化した物流ロボット「CarryBot」を発表した。
CarryBotは、高度に自動化された小型倉庫のMFC専用に設計されたロボット。コンパクトで効率的な物流環境のニーズに対応する。
多機能な輸送アタッチメントを備えており、MFC内のさまざまな用途に対応するため、生産性が2〜3倍向上する。また、ピッキングや棚入れ、出荷準備など長距離輸送作業が可能で、作業者は重いカートを押す必要がなく、移動時間も削減できる。
安全に運用するための機能として、LiDAR、深度カメラ、衝突保護センサー、緊急停止ボタンを搭載。さらに「VSLAM+」技術により、レイアウト変更にも柔軟に適応するため、施設を改修することなく導入できる。
複数のCarryBotによる連携作業にも対応する。ロボットの数を容易に変更でき、物流や配送現場の需要に合わせて柔軟に運用できる。
スズキの新たな電動モビリティは「ロボット業界の足」を目指す
半屋外の工場建屋間搬送などを想定、山善がオリジナルAMRを開発中
モビリティ事業の次世代商品へ、椿本チエインの電動アシスト3輪自転車
家からロボットやフォークリフトを操る未来、NECと日通が遠隔操作デモ
最大けん引重量6.5トンのAGV、ダイフクが自動車生産ライン向けに提案
ヤマ発の電動車いすの技術を応用、300kgも押せるアシストユニットや狭小AMRもCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム