国際紙パルプ商事は、栗原医療器械店、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するザスパ群馬、王子ホールディングスと共同で、使用済み紙コップを「BOXティシュの箱」にマテリアルリサイクルする取り組みを開始した。
国際紙パルプ商事は2024年8月27日、栗原医療器械店、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に所属するザスパ群馬、王子ホールディングスと共同で、使用済み紙コップを「BOXティシュの箱」にマテリアルリサイクルする取り組みを開始したと発表した。
紙コップは一般的に耐水性を持たせるため、プラスチックラミネート加工が施されている。そのため、古紙回収に出せない製品とされており、ほとんどは可燃ごみとして焼却処分され、再利用技術による有効活用が望まれていた。
このニーズを踏まえて、国際紙パルプ商事は、正田醤油スタジアム群馬(前橋市敷島町)で使用した紙コップを分別/回収し、紙コップの繊維分(パルプ)を再資源化した上で、BOXティッシュの箱として再生する。このBOXティッシュ箱を利用したティッシュ製品「栗原医療器械店コラボBOXティッシュ」は、ザスパ群馬のパートナー店舗で販売される。
栗原医療器械店コラボBOXティッシュの発売日は9月1日で、価格は350円(税込み)を予定している。販売店は、GCCザスパーク1階のザスパ群馬オフィシャルショップ、ザスパ群馬ホームゲーム グッズブース、ザスパ群馬オンラインショップ「ザスパストア」、カインズ前橋吉岡店などとなる。
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