3Dプリンタは従来工法と並ぶ新しい工法であり、双方を補完する存在でもあるメカ設計メルマガ 編集後記

ダイレクト製造とインダイレクト製造について。

» 2024年07月23日 12時00分 公開
[八木沢篤MONOist]

この記事は、2024年7月23日発行の「メカ設計 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 先日、飯田ピアノのヘッドフォンブランド「KuraDa」から、実に6年ぶりとなる新製品「KD-Q1」が発表されました。前モデルまではハウジングの製作に切削加工が用いられてきましたが、今回のKD-Q1のハウジングは3Dプリンタで作られており、その製造をSOLIZEが担当しています。

 詳しくは、ニュース記事「ハイエンドヘッドフォンの新たな挑戦、3Dプリンタによる量産で革新を生み出す」をご覧いただきたいと思いますが、3Dプリンタを最終製品に適用する「ダイレクト製造」(3Dプリンタで出力したものをそのまま最終製品として使用する)の良いユースケースだなぁと感心しました。何よりも切削加工にはできないこと、課題だったことを3Dプリンタ活用で克服した点が大きいと感じました。

3Dプリンタは従来工法と並ぶ新しい工法であり、双方を補完する存在でもある

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