アズビルは、タイの生産子会社アズビルプロダクションタイランドに工場棟を新設した。電磁流量計を中心とした大型加工、組み立て、塗装、検査、出荷のラインを2024年4月より順次立上げ、自動化設備の導入を進める。
アズビルは2024年4月12日、タイの生産子会社アズビルプロダクションタイランドに工場棟を新設したと発表した。多様な製品を求める顧客のニーズに応えるため、さらなる生産能力の強化と生産品目の拡大を目指す。
タイのチョンブリー県にあるアズビルプロダクションタイランドは、工業向け温度調節計、各種センサー、空調用コントローラーなどを生産し、出荷拠点としての役割も担う。新工場棟には、電磁流量計を中心とした大型加工、組み立て、塗装、検査、出荷のラインを2024年4月より順次立ち上げ、自動化設備の導入を進めていく。
新工場棟の建築面積は6069m2の3階建てで、延床面積は1万5064m2、投資金額は3億9100万タイバーツ(約16億4000万円)だ。同社グループは、日本、中国、タイを3極としたグローバルな生産体制の強化を進めており、工場棟の新設により今後見込まれる需要の拡大に対応する。
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