日本精工は、キャディの図面データ活用クラウド「CADDi DRAWER」を導入した。量産時の部門間での情報共有や既存図面のQCD情報の活用、社内教育の効率化、スピードアップなどを図る。
キャディは2024年2月20日、日本精工が図面データ活用クラウド「CADDi DRAWER(キャディドロワー)」を導入したことを発表した。日本精工は、持続的成長に対応する企業基盤の再構築に向けて、供給力と技術サービス体制の強化を目指す。
日本精工は、CADDi DRAWERを導入して図面を資産化することで、量産時の部門間での情報共有や既存図面のQCD(品質、コスト、納品)情報の活用、社内教育の効率化、スピードアップなどを図る。また、検索効率の向上によってリードタイムを短縮し、不具合情報のひも付けや見積もりを効率化する。
CADDi DRAWERは、蓄積された図面データの検索、利活用ができ、調達原価の低減や業務生産性の向上などをサポートする。自動で図面に記載されている寸法記号、テキストなどの情報を読み取って、構造化されたデータとして蓄積できる。
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