NTTテクノクロスは、第二種医療機器製造販売業許可を取得し、医療機器製造業登録を実施した。医療機器のうちクラスIIに分類される医療機器プログラムの設計、開発、販売が可能となる。
NTTテクノクロスは2023年10月31日、神奈川県より第二種医療機器製造販売業許可を同年9月19日に取得し、医療機器製造業登録を実施したと発表した。これにより日本国内において、医療機器のうちクラスIIに分類される医療機器プログラム(管理医療機器)の設計、開発、販売が可能となった。
今回の医療機器製造販売業取得は、同社の強みとするソフトウェア開発力を生かしたメディカル事業の展開を目的としている。同社は、これまでに健康経営支援を中心としたヘルスケア事業を展開してきた。
また、医療サービスにおけるデータの保護、流通、利活用や新たな技術の導入促進に、同社が培ってきたセキュリティ技術、AI(人工知能)、クラウド、コミュニケーション、メディアなど各種処理技術を活用できると考え、近年はメディカル事業への本格参入を準備してきていた。
今後は、日本電信電話(NTT)などの医療分野における研究開発技術の商用化やビジネスパートナーへの支援とともに、NTTが実用化に向けて推進する次世代コミュニケーション基盤構想「IOWN構想」にも貢献していくとしている。
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