今回から、2023国際ロボット展サポーターの役職を初めて設け、タレントの春香クリスティーン氏が務めることになった。幅広い世代により身近にロボットを感じてもらうことを目的に設けた。
既に春香氏が橋本氏、日本ロボット工業会会長でファナック 代表取締役社長 兼 CEOの山口賢治氏とそれぞれ対談した動画が公開されている。その他、展示会の会場にも足を運んでPRをする予定となっている。
春香氏は「私自身、ロボットについてとりわけ詳しかったわけではないが、今後ますます必要不可欠になっていくロボットテクノロジーについて気になることがたくさんあり、詳しく話をうかがった。業界の方はもちろん、ロボットに初めて触れるという方でも楽しめるような内容の動画になっている。対談を通して、今後の日本社会のさまざまな課題を解決するためにも、ロボットの存在は必要不可欠だと改めて実感した」と語る。
2017年の展示会以来となる主催者企画としては、「サステナブル・共存・協働」をコンセプトに川崎重工業の双腕型協働ロボット「duAro」が来場者の似顔絵を描くデモンストレーションや、実機初披露となる三菱電機のAMR(自律型搬送ロボット)による走行デモンストレーション、パナソニックのコミュニケーションロボット「NICOBO」など体験型ロボットが登場するコーナーを準備。11月22日にリニューアルオープンする日本科学未来館(東京都江東区)のロボットに関する新しい常設展示「ハロー!ロボット」「ナナイロクエスト」の一部の出張展示も行う。
展示会最終日の12月2日は、高校生や高専生、専門学校生らがロボット活用のアイデアを競う「ロボットアイデア甲子園全国大会」のプレゼンテーションと表彰式も会場で行われる。
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