レノボ・ジャパンは、再生由来素材を採用した「ThinkPad」シリーズ15モデルを発表した。高い環境性と機能性を備えるノートPCを提供し、働く場所を問わないハイブリッドワークの実現に貢献する。
レノボ・ジャパンは2023年4月18日、再生由来素材を採用した「ThinkPad」シリーズ15モデルを発表した。「ThinkPad X1 Carbon Gen 11」「ThinkPad X1 Yoga Gen 8」「ThinkPad X1 Nano Gen 3」を同日、その他のラインアップを同月下旬以降に順次発売する。価格は15万4330円〜33万8470円(各税込み)となる。
近年、働く場所を問わないワークスタイルが社会に浸透しており、特にコラボレーションの質に対するニーズが高まっている。ThinkPadの新ラインアップ「X」シリーズ、「X1」シリーズ、「T」シリーズ、「L」シリーズでは、そのような要望に応える性能と機能を搭載する。
全モデルのWebカメラを1080p以上に対応することで高画質化し、プライバシーシャッターを標準で搭載。X1シリーズは人感検知に対応したMIPI接続カメラを、TシリーズとXシリーズは5Mピクセル高解像度カメラを選択できる。
カメラ関連のユーティリティーアプリケーション「Lenovo View」を強化しており、入力映像の調整、ソーシャルハッキングを未然に防ぐプライバシーアラート、着席姿勢検知の機能などをワンストップで制御できる。
また、オーディオ系機能制御を統合した他、MIL規格への準拠により、使いやすさと耐久性が向上した。全ての製品でプラスチックフリーパッケージを標準採用し、筐体での再生由来素材の活用、ACアダプターやバッテリーといった各種パーツに再生プラスチックを利用するなど、環境負荷の低減を図っている。
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