エレクトロビットとAirbiquityは、自動車業界向けに、共同OTAソリューションを発表した。統合済みのソリューションとなっており、自動車メーカーは車両向けにエンドツーエンドのOTAシステムを調達、構築できる。
エレクトロビットは2022年12月22日、自動車業界向けに、共同OTA(over-the-air)ソリューションを発表した。Airbiquityと共同開発した統合済みソリューションで、自動車メーカーのSDV(ソフトウェア定義自動車)構築を容易にする。
同ソリューションは、エレクトロビットの車載OTAアップデートソフトウェア「EB cadian」と、AirbiquityのマルチECU OTAソフトウェア管理ツール「OTAmatic Software Management Platform」を組み合わせたものとなる。自動車メーカーは、車両向けにエンドツーエンドのOTAシステムを容易に調達、構築可能になる。
柔軟な設定が可能で、効率的かつ確実に自動車のOTAソフトウェア更新を実行できる。また、LinuxやAdaptive AUTOSARの基本ソフトウェアとして、エレクトロビットの「EB corbos」の製品ラインも使用可能だ。
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