エレクトロビットは、次世代の車載OS構築に向けて、Canonicalと提携する。両社の知見を組み合わせ、SDV向けの車載OSに対応するソフトウェア基盤を構築する。
エレクトロビットは2022年10月27日(現地時間)、次世代の車載OS構築に向けて、Canonicalとの提携を発表した。車載ソフトウェアに対してCanonicalのオペレーティングシステム「Ubuntu」のメリットを提供し、高度な自動車規格を満たしつつ次世代の自動車アプリケーションを容易に構築可能になる。
今回の提携により、同社の車載組み込みソフトウェアとCanonicalのオープンソースLinux OSの知見を組み合わせ、SDV(Software Defined Vehicle、ソフトウェア定義自動車)向けの車載OSに対応するソフトウェア基盤を構築する。
CanonicalのUbuntuは、開発者のデスクトップPCやクラウドで使用可能で、OSの開発環境の分断とメンテナンスの工数を削減できる。デジタルツインの迅速な導入が可能になり、自動車業界に対して独自の価値をもたらすOSソリューションを提供する。
また、Ubuntuの開発者コミュニティーで培った、長期的なメンテナンスや機能安全、OTAアップデートなどにも対応可能になる。
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