ウイングアーク1stは、同社のBIダッシュボード「MotionBoard」と、GUGENのIoT小型ゲートウェイ「PUSHLOG」を連携させ、カーボンニュートラル推進のために必要な分析を実施するソリューションの提供を開始した。
ウイングアーク1stは2022年11月30日、同社のBIダッシュボード「MotionBoard」と、GUGENのIoT(モノのインターネット)小型ゲートウェイ「PUSHLOG」を連携させた分析ソリューションの提供を開始した。データ活用により生産設備の可視化、エネルギーの効率化につなげ、製造業のカーボンニュートラルへの取り組みを支援する。
同ソリューションは、PUSHLOGが収集した制御機器などのデータを、MotionBoard上で可視化、分析する。設備データに加え、生産管理システムの生産計画数やカメラの作業録画データ、作業日報といった生産データなど、各種データを組み合わせた分析が可能になる。
例えば、設備の消費電力データと製造実績データを組み合わせて、製品別のCO2排出量を分析できる。また、設備の稼働データと停止要因データにより、時間稼働率や生産性を分析する。設備のサイクルタイムデータに、カメラの作業録画データや品番ごとの標準原価、直接労務費を掛け合わせると、CT(サイクルタイム)悪化時の作業分析、加工費の計画や実績の差異を検証できる。
利用料は、初年度が55万8000円(税別)からとなる。
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