DMG森精機の専用ポータルに新サービス、パーツセレクターとチャットボットを開始FAニュース

DMG森精機は、ユーザー専用ポータルサイト「my DMG MORI」の新サービスとして、「パーツセレクター」「チャットボット」の提供を開始した。Web上のパーツリストからユーザーが直接注文でき、操作や不具合の質問にAIが自動回答する。

» 2022年10月19日 11時00分 公開
[MONOist]

 DMG森精機は2022年10月4日、ユーザー専用のポータルサイト「my DMG MORI」の新サービスとして、「パーツセレクター」「チャットボット」の提供を開始した。

デジタル上の図面から直接選択

 my DMG MORIは、マニュアルや図面、修理履歴、パーツ購入履歴といったアフターサービス情報をユーザーと共有し、機械のより効率的な使用や不具合の早期解決を目指すポータルサイトだ。

 今回提供を開始した2つの新サービスのうち、パーツセレクターは、my DMG MORIの「サービスリクエスト」の追加機能となる。

 機械購入時には、これまで機械図面やスペアパーツの番号を掲載した紙のパーツリストを提供していた。パーツセレクターは、ユーザー自身がデジタル上でパーツリストの図面から消耗品、DMQP品(同社認定周辺機器)を直接選択し、簡単にミスなく注文できる。

 過去の購入履歴からの注文にも対応できるほか、在庫状況やユーザー価格(定価)も確認可能で、注文を迅速に判断できる。同社によると、Web上のパーツリストからユーザーが直接注文できるサービスは、工作機械業界初となる。

 今後、消耗品の交換時期を知らせる機能など、より便利に利用できるよう機能を改善する。

「パーツセレクター」画面イメージ 「パーツセレクター」画面イメージ(パーツリスト)[クリックで拡大] 出所:DMG森精機

機械操作や不具合などの疑問にAIが回答

 チャットボットは、ユーザーの機械操作、修理、復旧を支援するサービス。チャットに機械操作や不具合などに関する質問を入力すると、AI(人工知能)が内容を解析し、自動で回答する。これまで修理復旧センターへの問い合わせには電話で対応していたが、チャットボットではすぐに回答を確認できる。なお、チャットボットは、PCに加え、スマートフォン、タブレット端末での操作にも対応する。

 さらに、ユーザーの機械に発生した不具合について、同社が蓄積する過去の不具合、修理履歴データから原因を推定する機能も実装。不具合原因に見当がつかない場合も、機械の稼働状況を入力すると、想定される不具合箇所が提示されるため、原因調査に活用できる。

 回答を確認後、同社による出張修理が必要な場合は、my DMG MORIサービスリクエストに、チャットへの入力内容や回答が自動連携されるため、修理復旧センターへの問い合わせが容易になる。同社は今後、回答データを随時学習させて、より多様な質問に回答できるよう、チャットボットを進化させていく。

my DMG MORI上での「チャットボット」利用イメージ my DMG MORI上での「チャットボット」利用イメージ[クリックで拡大] 出所:DMG森精機

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