安全な手技をサポートする開腹手術用エネルギーデバイスを海外展開医療機器ニュース

オリンパスは、開腹手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT Open Fine Jaw Type X」を発売する。隣接する組織や血管への意図しない熱損傷リスクを軽減するため、先端に熱伝達を抑制するカバー「サーマルシールド」を搭載している。

» 2022年10月05日 16時00分 公開
[MONOist]

 オリンパスは2022年9月28日、開腹手術用エネルギーデバイス「THUNDERBEAT Open Fine Jaw Type X(サンダービート ファインジョー タイプエックス)」を、同年10月からヨーロッパ、米国、韓国で順次発売すると発表した。製造販売元はオリンパスメディカルシステムズで、日本では同年8月下旬より先行販売している。

キャプション 先端カバー搭載のエネルギーデバイス「THUNDERBEAT Open Fine Jaw Type X」[クリックで拡大] 出所:オリンパス

 エネルギーデバイスは、内視鏡外科手術や開腹手術において、手術中の出血を防ぐための血管封止、組織の切開および剥離などに用いられる。

 今回発売したのは、オリンパスのエネルギーデバイス「THUNDERBEAT」シリーズの新製品。隣接する組織や血管への意図しない熱損傷リスクを軽減するため、先端に熱伝達を抑制するカバー「サーマルシールド」を搭載している。

キャプション 従来機種(左)と「サーマルシールド」搭載の「THUNDERBEAT Open Fine Jaw Type X」(右)[クリックで拡大] 出所:オリンパス

 サーマルシールドを搭載しながらも、従来機種と同等の操作性の高い微細な先端形状を維持している。これにより、繊細な処置を必要する甲状腺切除術や喉頭がんの外科的治療において、安全で確実な手技をサポートする。

キャプション 従来機種(左)と「THUNDERBEAT Open Fine Jaw Type X」(右)のデバイス先端 出所:オリンパス

 また、超音波振動エネルギーとバイポーラエネルギーの2種類を同時出力できる。術中に複数機器の交換を必要とせず、1本のデバイスで血管封止、切開、剥離など、さまざまな操作に対応する。

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