東芝デジタルソリューションズ、耐障害性強化したIoT向けデータベース提供開始製造ITニュース

東芝デジタルソリューションズは、IoTデータやビッグデータ向けデータベース「GridDB」の新バージョンとして、データセンターに障害や災害が発生しても継続使用できる「GridDB 5.1 Enterprise Edition」の提供を開始した。

» 2022年09月07日 10時00分 公開
[MONOist]

 東芝デジタルソリューションズは2022年8月19日、IoT(モノのインターネット)データやビッグデータ向けデータベース「GridDB」の新バージョンとして、データセンターに障害や災害が発生しても継続使用できる「GridDB 5.1 Enterprise Edition」の提供を開始した。

 GridDBは、障害に備えて複数のサーバにデータをコピーする機能を有している。新バージョンでは、コピーしたデータを異なるデータセンターに配置することで、特定のデータセンターに障害が発生したり災害に見舞われた場合でも、継続してデータを処理できる。

キャプション データコピー機能[クリックで拡大] 出所:東芝デジタルソリューションズ

 また、新バージョンでは、データベースの変更履歴をGridDBが稼働している地域以外のデータセンターへ定期的に送付する。例えば、東京のデータセンター全体が災害などでダウンしても、大阪でデータベースを復旧させることが可能になる。

キャプション データベースの変更履歴を転送[クリックで拡大] 出所:東芝デジタルソリューションズ

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