ホンダや日産自動車が、2022年秋から提供するテレマティクス保険を発表した。
日産自動車は2022年8月1日、損害保険会社や日産フィナンシャルサービスとともにテレマティクス保険を開発したと発表した。2022年秋から提供を開始する。
新たなテレマティクス保険で提供するサービスは「運転挙動連動型保険」と「事故対応高度化サービス」の2つ。運転挙動連動型保険では、テレマティクスサービスによって収集した走行データに基づいてユーザーの運転挙動をスコア化し、スコアによって保険料を割り引く。事故対応高度化サービスでは、事故が発生した際の救急や警察への対応、レッカー手配、保険会社への事故報告までを一貫してサポートする。
ホンダは2022年8月1日、車載通信モジュール「ホンダコネクト」と純正ナビゲーションシステムの搭載車を対象に、運転性向をスコア化して翌年の保険料を割り引く「ホンダコネクト保険」を2022年秋から取り扱うと発表した。割引率は保険会社にもよるが6%程度となる。
ホンダコネクト保険は損害保険ジャパン、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険の各社とホンダが共同開発した。各社の自動車保険の特約として年間600円程度の保険料で提供する。車載通信モジュールを通じて得られる走行データに基づいて運転スコアとアドバイスを契約者に毎月配信し、安全運転への意識向上も図る。
MaaS時代の一人一人に合わせたサービスへ、変わる自動車保険
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