村田機械は、1524×3048mmの材料に対応可能なファイバーレーザーパンチプレス「MF30510HL」を発売した。ファイバーレーザー切断機能を搭載した複合加工機で、レーザーやパンチ、成形、タップなどの板金加工に1台で対応する。
村田機械は2022年7月1日、1524×3048mmの材料に対応可能なファイバーレーザーパンチプレス「MF30510HL」を発売した。加工範囲は3050×1525mm、最大加工板厚は6.35mm、最大積載ワーク重量は150kgとなる。
MF30510HLは、タレットパンチプレスをベースとし、ファイバーレーザー切断機能を搭載した複合加工機。レーザーやパンチ、成形、タップなどの板金加工に1台で対応する。
パンチプレス部のプレス能力は30トンで、タレットステーション数は44、54、56となる。早送り速度は125m/min(XY同時2軸)。大口径パンチでの穴あけや、ルーバーなどによる成形、サーボ制御による高品質なタップ加工に対応する。
ファイバーレーザー部のレーザー出力は3.0kWまたは4.0kW、早送り速度はYL80m/min、Z80m/min。ワンチャックでさまざまな加工が可能となり、工程集約や品質向上に貢献する。
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