コラム
» 2022年03月16日 12時00分 公開

モビリティの主役交代の歴史に思いをはせるオートモーティブメルマガ 編集後記

船にとって難所の津軽海峡で、人やモノの移動を支えました。

[齊藤由希,MONOist]

 この記事は、2022年3月16日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


モビリティの主役交代の歴史に思いをはせる

 以前、海外出張があったころ、私は空港の売店で雑誌を自分のために買って帰るのが好きでした。ほとんどが自動車雑誌で、時々ファッション誌も買いました。ファッション誌は大抵同じタイトルの日本版があるので知名度や内容のトーンはよく分かりますが、自動車雑誌の場合は当地でポピュラーなのか分からずに購入していました。それでも、その国のトレンドに少し踏み込めるような気がして、自分の中では定番のお土産でした。

 先日、少し遠出をしたときにも(もちろん国内ですが)、現地で本を入手しました。立ち寄った書店には地域に関する本を集めた棚があり、なかなか興味深いラインアップだったので4冊も買ってしまいました。

 一番のお気に入りは「青函連絡船の人びと」(写真:本橋成一、文:佐藤滋、津軽書房)という写真集です。そう、行先は函館でした。青函連絡船の船内、青森駅や函館駅、乗客、乗組員、売店のスタッフなど、青函連絡船にかかわる普通の人々を切り取っています。青函連絡船が運航していた当時のインタビューも要所要所に挟まれていました。

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