シーメンスが供給網のカーボンフットプリントを共有可能にするソリューション脱炭素

シーメンスは2021年11月22日、製品カーボンフットプリントに関連する情報を照会、算出、送信するソリューションを開発したことを発表した。サプライチェーン上のCO2排出量を正確に把握することで、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを支援する。

» 2021年12月13日 09時00分 公開
[池谷翼MONOist]

 シーメンスは2021年11月22日、製品カーボンフットプリント(PCF)に関連する情報を照会、算出、送信するソリューションを開発したことを発表した。サプライチェーン上のCO2排出量を正確に把握することで、カーボンニュートラル達成に向けた取り組みを支援する。

 今回発表したソリューションの中核となるのは、サプライチェーンのPCFを測定するソリューション「SiGreen」と、サプライチェーンのステークホルダー間でPCFデータを交換する分散型台帳「Estainium」の2つである。

 SiGreenはサプライチェーンの各段階におけるCO2排出量の実データを効率的に取得し、企業外の第三者に提示できるようにする。自社のサプライチェーンの詳細など、機密性の高い戦略的データを開示することなく、排出量のデータを相互に交換できる。

 一方、Estainiumはブロックチェーン上での信頼性の高いデータ交換を可能にする。併せて、ブロックチェーンの証明書を活用することで、企業はサプライヤーから提供された報告値を検証することもできる。また、データ交換の場が集中管理されておらず、サプライチェーンのステークホルダーは主権を保ったままデータ共有が可能だ。

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