アマダは、板金切断用オールラウンドファイバーレーザーマシン「BREVIS-1212AJ」の販売を開始する。コンパクトでありながら、3kWのファイバーレーザー発振器を搭載する。
アマダは2021年10月1日、板金切断用オールラウンドファイバーレーザーマシン「BREVIS(ブレビス)-1212AJ」を同月より販売開始すると発表した。月産10~15台の販売目標を掲げる。
同社はこれまで、ファイバーレーザーマシンとして「REGIUS-AJ」「VENTIS-AJ」「ENSIS-AJ」の3機種を展開していた。今回、新たにマシン寸法3088×2389×1900mmのBREVIS-1212AJを追加することで、ラインアップを拡充した。
BREVIS-1212AJはコンパクトながら、3kWのファイバーレーザー発振器を搭載し、薄板から中厚板まで、幅広い切断加工を提供する。加工範囲は1219×1219mmとなっている。
材質や板厚に応じたレンズ交換が不要のため、1種類のレンズで切断加工ができる。マシンカバーは大きく開閉し、加工パレットへ正面、側面からアクセスできることに加え、引き出してアクセスもできるため、低いパスラインで容易に素材を搬入出できる。
NC装置には、直感的に操作できる「AMNC 3i」を搭載。軸移動量は、1270×1270×200mmとなっている。
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