米国に芝刈機搭載用ガソリンエンジンの生産工場を新設:工場ニュース
川崎重工業は、米国の現地法人Kawasaki Motors Manufacturingに汎用ガソリンエンジンの生産工場を新設すると発表した。2022年5月に量産開始予定の同工場では、近年、需要が増加している芝刈機搭載用ガソリンエンジンを生産する。
川崎重工業は2021年8月19日、米国の現地法人Kawasaki Motors Manufacturing(KMM)に汎用ガソリンエンジンの生産工場を新設すると発表した。ミズーリ州ブーンビル市に、新たな組み立て第二工場を設立する。
汎用ガソリンエンジン組み立て第二工場の外観 出典:川崎重工業
KMMは1989年、ミズーリ州メアリービル市にて、芝刈機などに搭載する汎用ガソリンエンジンの生産を開始した。2021年3月末時点の汎用エンジン事業部門の従業員数は940人、敷地面積は46万m2で、米国の主要OEM向けに同エンジンを製造している。
近年、芝刈機搭載用ガソリンエンジンの需要が高まっており、第二工場の設立により生産能力を拡大し、需要増加に対応する。なお、第二工場の量産開始は2022年5月を予定している。
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