サンステラは、強力で均一な光源を採用した光造形式3Dプリンタ「Creality 3D HALOT ONE」の販売を開始した。特反射+屈折の光原理を用いる新しい光源機構で画面全体の光強度分布が均一になるため、モデルの各寸法の精度が高い。
サンステラは2021年8月11日、強力で均一な光源を採用した光造形式3Dプリンタ「Creality 3D HALOT ONE」を、同月中旬より販売開始すると発表した。
Creality 3D HALOT ONEは、Shenzhen Creality 3D Technologyの製品で、2KモノクロLCDを搭載するコンシューマー向けSLA方式の光造形3Dプリンタだ。特反射+屈折の光原理を用いる新しい光源機構で画面全体の光強度分布が均一になるため、同価格帯の他社製品と比較して、モデルの各寸法の精度が高い。
メインボードのメインコントロールチップは、Arm Cortex-M4プロセッサを搭載しており、データ処理を高精度化する。同時に、省電力化も図れる。ファームウェアは、自動アップデートにより新機能が継続的に導入され、ユーザーエクスペリエンスの向上につながる。
また、2KモノクロLCDを採用したことで、寿命が長くなり、耐久性が高まった。これまでのカラーLCD造形機と比較すると、約半分以下の時間で造形できる。
本体のサイズは230×230×415mm、重量は7.5kg。最大造形サイズは127×80×160mmで、積層ピッチは0.01~0.2mm。レジンは405nm対応の紫外線硬化レジン、リジッドレジン、歯科用レジンなどに対応する。対応言語は英語と中国語で、日本語は非対応となっている。
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