ZWSOFTは、統合3D CAD/CAMソリューションの最新版「ZW3D 2022」を発表した。G3曲線の連続性、配管設計モジュール、モデリングや加工の効率化、操作性の向上など新機能や機能強化を盛り込んでいる。
ZWSOFTは2021年5月14日、統合3D CAD/CAMソリューションの最新版「ZW3D 2022」を発表した。G3曲線の連続性、配管設計モジュール、モデリングや加工の効率化、操作性の向上などの新機能や機能強化を盛り込んでいる。
ZW3D 2022では、モデリング機能を強化しており、G3連続曲線の生成に対応。よりきれいな曲線、高い連続性を持つ表面を作成できる。自動車や飛行機などの複雑なデザイン要求に対応し、スケッチやパーツ画面の「ブレンド」「ポイントカーブ」「修正」など、よく使うコマンドにG3カーブの連続性オプションを選択できる。
ガス、液体輸送機器を設計する配管モジュールでは、パイプファイルだけでなく、パイプの直径、厚さ、材質などの設定に対応。配管パラメーターは仕様駆動型、非仕様駆動型を選択でき、パイプの作成やルート設定の必要がない。ドラッグ、直交、2点オフセットなど複数の方法で配管経路を作成し、フランジ、ガスケット、継手を自動的に追加するため、流れ方向を直観的に調節できる。
新しく追加した「Flatten」コマンドを使用すると、リアルタイムでシートメタルの平たん化結果を確認し、容易に関連する2D図面を生成できる。
オフセット2D荒加工でのプロファイル荒加工パスパターン、QuickMill荒加工での平たん部検出なども追加し、走査線加工の加工順やフルマシンシミュレーションなども改善している。最新版ではマルチスレッド技術を採用し、ツールパス生成を高速化しており、計算時間が平均50%短縮した。
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