工作機械の各種情報を集約して提供、NC搭載機利用者を対象にWebサービス開始FAニュース

ヤマザキマザックは、同社のNC搭載機利用者を対象に「Mazak iCONNECT」のWebサービスの提供を開始した。設備機の仕様や操作マニュアル、サービス訪問履歴、パーツ注文履歴などの情報を容易に確認できる。

» 2021年05月10日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2021年4月20日、同社の工作機械、レーザー加工機などのNC搭載機利用者を対象に、「Mazak iCONNECT(マザックアイコネクト)」のWebサービスの提供を開始した。専用サイトに会員登録すれば、PCやスマートフォンで同サービスを無料で利用できる。

 2019年4月に提供を開始したMazak iCONNECTは、同社製の設備機とサポートセンターをクラウドネットワークで接続し、設備の遠隔診断など各種サポートを提供する総合サービス。Webサービスは、同社のNC搭載機のさまざまな情報を集約、提供する新たなサポート機能になる。

 Webサービスのサイトにアクセスすることで、設備機の仕様や操作マニュアル、サービス訪問履歴、パーツ注文履歴などの情報を容易に確認できる。また、プログラミングトレーニングの動画視聴や生産支援ソフトウェアの無料トライアルなど、オペレーターの技能や設備機の生産性を高めるサポートの利用も可能だ。

 今回のWebサービス開始に合わせて、Mazak iCONNECTクラウドサービスの料金体系も変更し、複数年契約や複数機でのサービス利用など、使用状況に応じたプランを新たに用意する。

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