マクニカとアプトポッドは、資本業務提携を発表した。両社のAIおよびIoT技術を生かして、垂直統合型のハイブリッドデータプラットフォームの構築、提供を目指す。
マクニカは2021年4月5日、アプトポッドとの資本業務提携を発表した。今後、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)による、モビリティおよび行政向けのAIデータプラットフォームで協業する。
今回の提携により、両社のAIおよびIoT技術を生かして、垂直統合型のハイブリッドデータプラットフォームの構築、提供を目指す。
具体的には、マクニカが提供するデータ基盤「MMDP(MACNICA Mobility Data Platform)」に、アプトポッドの高速IoT基盤「intdash(イントダッシュ)」、エッジコンピューティング環境「EDGEPLANT(エッジプラント)」を組み合わせる。これにより、MMDPのデータ基盤とエッジコンピューティングを強化し、垂直統合型のエッジ・クラウドのハイブリッドAI/IoT環境を構築する。
MMDPは、リアルタイム性とデータの完全性を両立させた高速データパイプラインや、高精度のデータ収集からAIモデル開発までをワンストップで提供できる。提携によりハイブリッドなAI実行環境が整うことで、車両データ(制御や動画像)による自動車関連ソフトウェア開発、障害物および工事情報などの道路環境の把握、老朽化する交通インフラの状態把握などに活用できるとしている。
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