人のために人を介さないという選択。
コロナ禍などで工場ではスマート化への意欲が高まり、さまざまな取り組みが加速しています。成果をどんどん出して取り組みを高度化させている企業がある一方で、なかなか成果が出せずに取り組みが広がらない企業が生まれています。MONOistではこうしたうまくいかない課題を整理し乗り越えるきっかけにしていただく狙いで「いまさら聞けないスマートファクトリー」という連載を展開しています。
その最新回では、人手作業のデータ化の難しさについて取り上げました。詳しくは記事の方をご覧いただければと思いますが、ポイントとしては、作業の邪魔にならないように自然な動作を勝手に(自動で)取れる仕組みが必要だと伝えています。
この記事を作るために、過去のうまくいった企業の取り組みや、いろんな方面での取材の内容などを振り返っていたのですが、日本の企業は工場の人手作業に限らず「記録(入力)の自動化」というものにもっと真剣に取り組んだ方がよいのではないかとあらためて思いました。そういう考えに至ったのは、スマート工場化や人手不足の面ももちろんありますが、昨今の品質不正問題でもよく出てくるトピックだからです。
人手作業のデータ化、ポイントは「自然に自動で」
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