ここであらためてSurfaceワークベンチに戻り、先ほどのように、「2、3、4本の境界線からサーフェスを作成する」コマンドを選択する。そして、フィルのオプションを「Stretch」か「Coons」にすると図16のように、「Curved」にすると図17のようになる。
ここでも、Curvedの形状を採用する。今回は、曲面らしいものができた(図18)。
なお、Sketchから曲線を修正することで、曲面の形状も自在に変えられる(図19)。Bスプラインにも寸法が入れられるので、寸法値でコントロールしてもよい。
続いて、修正する前の形状(図18)のそばに、新たなサーフェスを足してみる。XY平面に、適当に2本曲線を描き足して、先ほどまでと同じ手順で曲面化する(図20、図21)。
新たに作った曲面は、図22のような配置になった。
次に、この離れた面の間を面で埋める。「Part」ワークベンチに切り替えて、つなげたい面の稜線を2本選び、図23のアイコンを選択すると、適当な面でつなげられる(図24)。
つながっていない2本の線から面を張るコマンドは「Parts」にしかない。サーフェスの鏡面複写のコマンドなどもPartsの中にある。Surfaceワークベンチにもまとめてあった方が、便利な気がするが……。おそらく開発されたタイミングによるものだろう。
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