デジタルアルティザンは、3Dフォトスキャナー「Super Light 3D Photo Scan」をユーザー自身が設置するための組み立てキット「Super Light 3D Photo Scan Kit」を発売した。
デジタルアルティザンは2020年6月12日、3Dフォトスキャナー「Super Light 3D Photo Scan」をユーザー自身が設置するための組み立てキット「Super Light 3D Photo Scan Kit」を発売した。価格は、ベースキットのみで250万円(税別)から。組み立てに関するサポート、その他の組み立てオプションは追加料金になる予定だ。
Super Light 3D Photo Scanは、全身を200分の1秒で撮影し、その写真データから1体当たり約10分で3Dモデルデータを作成する。撮影から3Dモデル化までのスキャンプロセスを自動化したことで、高度な専門知識がなくてもオペレーションできる。
ベースキットは、撮影環境や予算に合わせた100〜200個のカメラモジュールと、それらをつないで撮影を同期する撮影システムで構成される。組み立てに必要なフレーム、照明などは、担当者が設置場所やスキャンに関する要望などをヒアリングしながら、適切な機材をパッケージングして提供する。
カメラモジュールは、カメラ単体のほか、カメラを取り付けた柱のモジュールの販売にも対応。柱のモジュールにすることで、円形での組み立てや設置が容易になり、柱モジュールごと運搬も可能だ。自社開発の撮影ソフトも提供しており、検証の結果、最大200台のカメラモジュールを完全同期で同時撮影できる。
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