AeroEdge(エアロエッジ)は、栃木県・足利市役所を訪問し、自社で設計・製作したフェイスシールドを、足利市長へ寄贈した。
AeroEdge(エアロエッジ)は2020年5月28日、栃木県・足利市役所を訪問し、自社で設計・製作したフェイスシールドを、足利市長へ寄贈したことを発表した。
寄贈したフェイスシールドは、同社が培ってきたAdditive Manufacturing(以下、AM)/3Dプリント技術を活用して製作したもの。また、同社はこれまで取り組んできた金属AM技術に加え、新たに研究開発分野の技術領域を樹脂材料にまで拡大しようと考え、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を契機に、樹脂3Dプリンタの導入にも踏み切ったとしている。
設計・製作においては、同社エンジニアがフェイスシールドを独自設計した後、金属AMで培ったノウハウを生かし、1週間で5回以上の試作・設計変更を繰り返し、完成に至ったという。
同社は、COVID-19対策支援の一環として、拠点を置く足利市内で医療や接客業に従事する人たちに、フェイスシールドを活用してもらいたいと考え、自社技術を生かしたフェイスシールドの製作を決め、足利市へ寄贈することとした。また、今回の発表に際し、「今後も、社会や地域にさまざまな形で貢献できる会社でありたい」(同社)との考えを示している。
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