富士工業は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に取り組む行政や医療現場を支援すべく、フェイスシールドを生産し、提供開始したことを発表した。
富士工業は2020年5月18日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に取り組む行政や医療現場を支援すべく、フェイスシールドを生産し、提供開始したことを発表した。
同社は、COVID-19の感染拡大に伴う深刻な防護具不足を受けて、3Dプリンタを活用したフェイスシールドの生産に着手。同社事業所周辺にある、みはら医院(神奈川県相模原市)、相模野病院(神奈川県相模原市)、中島村役場(福島県西白河郡)に対して寄付を開始した。今後も順次生産を進め、提供を行っていく計画だという。
3Dプリンタで生産するフェイスシールドのフレーム部は、神奈川大学 経営学部 准教授の道用大介氏が設計した「DOYO model」を基にしている。DOYO modelは、オープンソースのフェイスシールドとしてGitHub上で公開されている。身近にあるクリアファイルをシールドとして利用できる。
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