スズキがミャンマーで新工場建設、2021年9月稼働開始で自動車需要増加に対応:工場ニュース
スズキは、ミャンマーの四輪生産販売子会社Suzuki Thilawa Motorが四輪車の新工場を建設すると発表した。新工場では四輪車の溶接、塗装、車体組み立てに対応し、拡大するミャンマー市場での需要増加に応える。
スズキは2020年3月23日、ミャンマーの四輪生産販売子会社Suzuki Thilawa Motorが四輪車の新工場を建設すると発表した。投資額は120億円で、2021年9月に稼働を開始する予定だ。
新工場はヤンゴン市南東のティラワ経済特区の工業団地内に建設され、生産能力は年4万台になる。工場敷地面積は約20万m2で、建屋面積は現工場が約4000m2、新工場は約4万2000m2となる。
スズキは1998年に合弁会社を設立し、1999年より二、四輪車の現地生産を開始。現在では2カ所の工場でキャリイ、シアズ、エルティガ、スイフトの4機種を生産する。2019年の生産台数は1万3300台(前年比125%)、販売台数は1万3206台(前年比128%)で、新車販売のシェアは60.3%だ。ミャンマーの自動車市場は今後も拡大が見込まれており、生産能力を強化することで需要に応えていく。
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