Dassault Systemesは、同社の「3DEXPERIENCEプラットフォーム」をロッキード・マーティンが採用している事例について発表した。ロッキード・マーティンは、同プラットフォームの活用により、高性能航空機の開発効率化や納期短縮を図る。
Dassault Systemes(ダッソー)は2019年11月27日、同社の「3DEXPERIENCEプラットフォーム」をロッキード・マーティンが採用している事例について発表した。
ロッキード・マーティンは、3DEXPERIENCEプラットフォームをエンジニアリングと製造のプランニングツールとして展開している。次世代の航空機やヘリコプターを開発するにあたり、ダッソーとの数年来の連携を生かして、設計から製造までのプロセスをデジタルの流れとしてつなぐ「デジタルスレッド」を構築する。
3DEXPERIENCEプラットフォームは、3D設計ソフトウェア、3Dデジタルモックアップ、PLMソリューションにも対応することから、ロッキード・マーティンでは、航空事業やロータリーミッションシステム事業においても同プラットフォームをベースにしたインダストリーソリューションエクスペリエンスを活用している。これにより、高性能航空機の開発プログラムを効率的に実行し、実機納品までの期間を短縮する。
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