ビジネスジェット機の開発に3DEXPERIENCEプラットフォームを導入製造IT導入事例

Dassault Systemesは、フランスの航空機メーカーのダッソー・アビエーションが同社の「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を採用したと発表した。航空宇宙産業向けソリューションをビジネスジェット機「ファルコン」の全開発プログラムに導入した。

» 2019年08月22日 09時00分 公開
[MONOist]

 Dassault Systemes(ダッソー)は2019年8月2日、フランスの航空機メーカーのダッソー・アビエーションが同社の「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を採用したと発表した。

 ダッソー・アビエーションは、3DEXPERIENCEプラットフォームを基盤とする航空宇宙産業向けソリューション「ウィニング・コンセプト」「プログラム・エクセレンス」「コデザイン・トゥー・ターゲット」「レディー・フォー・レート」「ビルド・トゥー・オペレート」「キープ・ゼム・オペレーティング」を導入。同社の主力製品の1つであるビジネスジェット機「ファルコン」ファミリーの全ての開発プログラムに3DEXPERIENCEプラットフォームを使用する。

 同プラットフォームにより、3D設計や解析、シミュレーション、インテリジェンスの各種アプリケーションが単一のデジタル環境に組み込まれ、どの部門からでも製品の構想や保守などのデータに簡単にアクセスできる。

 また、ダッソー・アビエーションの各チームは、これまで社内に蓄積されたナレッジの再利用やノウハウ、ベストプラクティスを活用可能になる。社内をはじめ、パートナー企業などとの連携も容易になるとしている。

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