Dassault Systemesは、同社の3DEXPERIENCEプラットフォームをドイツの大手農機具メーカーCLAASが全社的に採用したと発表した。導入後、CLAASは製品情報の一元管理が可能になり、全ての従業員が社内の最新情報を効率的に利用できるようになった。
ダッソー・システムズ(Dassault Systèmes、以下ダッソー)は2019年4月2日、ドイツの大手農機具メーカーCLAASがダッソーの「3DEXPERIENCEプラットフォーム」を全社的に採用したと発表した。
CLAASは以前からダッソーのソリューションを使用していたが、デジタル変革戦略の一貫としてソリューションとデータの全てを3DEXPERIENCEプラットフォームに移行した。全世界のエンジニアリングおよび製造の拠点で同プラットフォームを展開する。
CLAASは同プラットフォームを基盤とする、以下の産業ソリューション群も活用している。全てのエンジニアリング部門を同一の環境でつなぎ、どの拠点からでもあらゆる製品が製造可能になる「シングル・ソース・フォー・スピード」「コンカレント・イクイップメント・エンジニアリング」「レディー・トゥー・メイク」、ダウンタイムを最小化しパフォーマンスを最大化する「キープ・ゼム・ランニング」だ。
これらを導入後、CLAASは製品情報の一元管理が可能になり、全ての従業員が社内の広範な情報やノウハウに素早くアクセスして最新の設計情報を利用できるようになった。情報の重複がなくなり作業効率が向上したという。
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