富士電機は、新開発のコントローラー「XCS-3000 Type E」を用いた「プラント・工場向け高速制御システム」を発表した。大容量のデータを高速で更新する同コントローラーを適用することで、システムの性能が大幅に向上する。
»2019年11月18日 07時00分 公開
[MONOist]
富士電機は2019年10月28日、新開発のコントローラー「XCS-3000 Type E」を用いた「プラント・工場向け高速制御システム」を発表した。同システムは、同年11月27日〜29日に開催される「IIFES(Innovative Industry Fair for E×E Solutions)」に出展する。
XCS-3000 Type Eは、生産設備の稼働状況を監視して制御し、大容量のデータを高速で更新できる。同社のプラント・工場向け高速制御システムは、鉄鋼および非鉄プラント、製紙工場など多様な生産現場で使用されているが、XCS-3000 Type Eを適用することで、同システムの性能が大幅に向上する。
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