オリンパスは、医療情報の管理やデータ分析などの内視鏡検査に関わる業務の効率化を支援するオンラインサービス「Vivoly」を発売する。病院内のインターネット端末を介して、クラウド基盤上のコンテンツを提供する。
オリンパスは2019年5月30日、医療情報の管理やデータ分析などの内視鏡検査に関わる業務の効率化を支援するオンラインサービス「Vivoly(ヴィヴォリー)」を同年7月1日から国内で発売すると発表した。
Vivolyは、病院内のインターネット端末を介してクラウド基盤上のコンテンツを提供するオンラインサービスで、利用するコンテンツや期間に応じて使用料を支払うサブスクリプションを採用。顧客の任意のタイミングで必要なサービスに必要期間加入でき、常に最新の機能を利用できるため、顧客の幅広い要望に対応する。
また、内視鏡検査情報を記録するための「レポート機能」と、蓄積された内視鏡検査のデータをさまざまな切り口から分析する「データ分析機能」の2つのコンテンツをそろえる。
レポート機能は、JED(Japan Endoscopy Database)が定義する項目や用語に対応し、データ入力の効率化を促す。データ分析機能は、蓄積された医療情報を自動的に集計・分析し、臓器別の検査情報や患者さんの来院動態などさまざまなデータを抽出し、医師のデータ活用を支援する。
オリンパスの「ICT-AIプラットフォーム構想」、医療と産業の両分野で展開
オリンパスがAI活用を加速、プラットフォームにAzureを採用
内視鏡検査でのAI診断を効率化するオープンプラットフォームを開発
地道に小さく! オリンパスのPEN Lite E−PL1
内視鏡画像のAI向け教師データを効率的に作成するソフトウェアを開発
電動回転で目的部位まで効率的に到達する、小腸内視鏡システムを発売Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
医療機器の記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム