参考資料をAIが自動通知、ナレッジ活用ソリューションの最新版製造ITニュース

図研プリサイトは、同社のナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」の最新版を発売した。AI(人工知能)が自動検索したナレッジを定期的にユーザーへ知らせる「ナレッジPUSH通知」機能を新たに搭載した。

» 2019年05月31日 09時00分 公開
[MONOist]

 図研プリサイトは2019年5月20日、同社のナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」の最新版を発売した。AI(人工知能)が自動検索したナレッジを定期的にユーザーへ知らせる「ナレッジPUSH通知」機能を新たに搭載した。

 Knowledge Explorerはビジネス文書作成時に関連する参考資料などのナレッジを効率よく見つけ出し、その作成を支援するソリューションだ。資料作成時に参考資料を検索する手掛かりとなる重要語(キーワード)の提示機能などを備えている。

 最新版ではAIが自動分析し参考資料を通知するナレッジPUSH通知機能を搭載。仕様書や提案書、レポートなどを作成中に、そのドキュメントをAIが分析し社内に保存されている文書群の中から参考文書をピックアップしてブッシュ通知する。単純なキーワードによる検索と比較して、全く関係のないナレッジが通知される確率が大幅に低くなる。通知頻度はユーザーの好みや状況によって自由に設定が可能だ。

photo 新機能の「ナレッジPUSH通知」(クリックで拡大) 出典:図研プリサイト

 他にも、通知されたナレッジをさまざまな視点で分析する「ナレッジ分析ツール」も新たに搭載した。同ツールには重要語の分布機能や重要語の一覧表示機能、要約文生成機能などがあり、分析結果に目を通すだけで参考となる情報を効率的に取得できる。

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