最高回転数2万4000rpmのエアマイクログラインダー、バリ取りや金型研磨向け : FAニュース
UHTは、最高回転数2万4000rpmのエアマイクログラインダー「HTSG-3S」を発売した。工具保持部はφ3.00コレットで、バリ取りや金型などの研磨に対応する。ハイカプラ互換で接続し、消費空気量を75NL/minに抑えた。
UHTは2019年4月22日、最高回転数2万4000rpmのエアマイクログラインダー「HTSG-3S」を発売した。希望小売価格は3万5000円(税別)となる。
最高回転数は2万4000rpm。工具保持部はφ3.00コレットで、バリ取りや金型などの研磨に対応する。ハイカプラ互換で接続し、消費空気量を75NL/minに抑えた。使用空気圧は0.4MPaだ。
また、握りやすい12角形のペンシルタイプを採用。ゴム砥石での研磨に対応し、精密作業が可能だ。本体全長は161mm、重量は135g。ヘッド角度はストレートタイプで、後方に排気する。
パッケージ寸法は121×205×50mmで、パッケージ重量は398g。セット内容は、HTSG-3S本体に、エアホース1.5m、ホースバンド2個、オーバーホース、クイックジョイント、セットピン、スパナ、軸付ゴム砥石(砥石径6mm#120)が付属する。
エアマイクログラインダー「HTSG-3S」 出典:UHT
工作機械の工具の寿命や破損を検知、金属加工企業の新たな挑戦
山本金属製作所は「スマート工場EXPO 2018」において、工作機械のホルダーにセンシング機能と通信機能を加えた「MULTIINTELLIGENCE」を出展。加工現象をリアルタイムに計測し、工具の寿命や破損を検知するソリューションを披露した。
動作経済の原則2:配置、設備・工具設計の原則
人・設備・モノのムダを見つけて改善する。製造業の原価低減に欠かせない3つの要素のムダを発見するために、インダストリアル・エンジニアリングにおける改善の技術を紹介していく。
工作機械も4.0へ、シェフラーとDMG森精機が描く「マシンツール4.0」
ドイツのインダストリー4.0が大きな注目を集める中、工作機械にもIoTを積極的に活用する動きが出てきている。軸受部品を展開するシェフラーと、工作機械メーカーのDMG森精機は工作機械のインダストリー4.0対応を目指す「マシンツール4.0」プロジェクトを推進している。
アップルVSサムスン訴訟を終わらせた日本の工作機械の力
知財専門家がアップルとサムスン電子のスマートフォンに関する知財訴訟の内容を振り返り「争う根幹に何があったのか」を探る本連載。最終回となる今回は、最終的な訴訟取り下げの遠因となった「新興国への技術移転」の問題と「なぜ米国で訴訟取り下げを行わなかったのか」という点について解説します。
好況に沸く工作機械メーカーは盤石か!? 課題は営業力にあり
企業再生請負人が製造業の各産業について、業界構造的な問題点と今後の指針を解説する本連載。今回はリーマンショック前の勢いを取り戻しつつある日系工作機械メーカーの動向と課題について取り上げる。
生産技術の進化がなければ、TNGAもハイブリッドシステムの向上も成立しない
他社がまねできない技術には、工作機械メーカーの協力が不可欠――。「第28回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2016)」の特別講演で、「TNGA(Toyota New Global Architecture)」やエコカー戦略を支える生産技術について、トヨタ自動車 パワートレーンカンパニー ユニット生産技術領域 常務理事の近藤禎人氏が語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.