今回の業務資本提携により、開発したAIはヤマハ発動機のさまざまな製品の知能化に使う予定だとしているが、現状でターゲットとしているのは以下の3つの領域である。
どの製品領域で最初の製品投入を行うかは明言しなかったが、AI搭載製品については「既に開発を進めているものもあり、2021年には行う」(藤田氏)としている。現状では低速車両が最有力とされており「農業領域の可能性は高いかもしれない」(藤田氏)としていた。
今回の業務資本提携では、お互いが同分野で排他契約を結んでいるわけではなく、それぞれで同業他社との提携などを今後も行う可能性はあるとしている。ヤマハ発動機では、AI領域での開発力強化を進めているが「今後も提携を行う可能性はある」(藤田氏)としている。
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