サプライチェーンにおいては、JDA Software(以下、JDA)とのパートナーシップも訴求。従来はオンプレミスで展開してきたJDAのサプライチェーンソリューションを、Azure上で展開するために、協力を深めていることを訴えた。具体的にはJDAが展開する「JDA Luminate」のクラウド基盤としてAzureを活用する。
「JDAでは主に小売業向けのサプライチェーンソリューションで強みを持つが、サプライチェーン全体の効率化を考えた場合、製造から物流、小売までが一元的に管理できることが望ましい。こうしたソリューションを実現するためには、複数のシステムの連携などを容易に行えるクラウド環境がベストだ」とJDAソフトウェア・ジャパンの渡辺晃伸氏は述べている。当面は可視化を実現する「JDA Luminate ControlTower」のAzure対応を進めている状況だとしている。
マイクロソフトではその他、新たに発表されたMRデバイス「HoloLens2」などのデモも行い、多くの注目を集めていた。
製造業がデジタル変革で実現すべき3つのポイントとは――マイクロソフトの提案
エッジからクラウドまで、産業別で「価値を生むIoT」を訴えたマイクロソフト
マイクロソフトとDMG森精機の協業が第2段階へ、工作機械をインテリジェント化
4年目を迎えるIoTビジネス共創ラボ、会員拡大に加え採用事例も積み上げ
工場自動化のホワイトスペースを狙え、主戦場は「搬送」と「検査」か
自律するスマート工場実現に向け、IoTプラットフォーム連携が加速へ
見えてきたスマート工場化の正解例、少しだけ(そもそも編)
スマートファクトリーはエッジリッチが鮮明化、カギは「意味あるデータ」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製造マネジメントの記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム