Rockwell Automationは、スマート検知の新製品、光電センサー「42AF RightSight M30」を発表した。ネットワークシステムに容易に統合できる高耐久性の高性能センサーで、長距離検出に対応する。
Rockwell Automationは2019年1月17日、Allen-Bradleyのスマート検知の新製品として、光電センサー「42AF RightSight M30」を発表した。
42AF RightSight M30は、優れた耐環境性を備え、長距離検出が可能な高性能センサーだ。食品飲料、マテリアルハンドリング、包装などの業界において、要求の厳しいアプリケーション向けに適している。
IO-Link機能を使用して構築されたセンサーは、ネットワークシステムに容易に統合できる。センサーが得た信号の強度、位置、近接アラーム、タイミング機能などの情報を提供することで、ダウンタイムの低減、運用効率の向上、トラブルシューティングの合理化に寄与する。また、360度の視認性に優れたLED電源やステータスインジケーターにより、セットアップ、モニタリング、トラブルシューティングが容易に行える。
汎用の30mmノーズと18mmのベースマウントを備えた直角ハウジングは、耐久性に優れ、素早く柔軟な取り付けと交換が可能。保護規格IP67、IP69k、1200 psi定格のハウジングは完全密閉なため、高圧洗浄や高温洗浄などの過酷な環境にも耐えられる。
センサーには複数の検知モードがあり、適用が簡単で調整不要なモデルや、ボタンを押すだけで感度と出力構成を調整するティーチング可能なモデルを用意している。
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