バンダイは、「CEATEC JAPAN 2018」において、ロボット工学技術の基礎を学べるSTEM学習教材「ZEONIC TECHNICS(ジオニックテクニクス)」を展示した。
バンダイは、「CEATEC JAPAN 2018」(2018年10月16〜19日、幕張メッセ)において、ロボット工学技術の基礎を学べるSTEM(科学、技術、工学、数学)学習教材「ZEONIC TECHNICS(ジオニックテクニクス)」を展示した。
同社はプログラミングをはじめとするSTEM教育のニーズに対応するため、「遊びの先に、学びがある」をコンセプトとする「PLAY STEM」を立ち上げた。ZEONIC TECHNICSは、「未来への挑戦をベースに、先端技術を体験できるコンセプトモデル」をテーマにした「BN・Bot」シリーズにおけるPLAY STEM製品となる。
ZEONIC TECHNICSは、アニメ「機動戦士ガンダム」に出てくるロボット(モビルスーツ)の「ザク」をモチーフにしたロボットのプログラミング教材だ。パーツを組み立てて、二足歩行するザクや、戦車のようにキャタピラで移動する「ザクタンク」を製作し、PCを使ってプログラミングを行う。
ロボットハードウェアの開発は近藤科学とbloomakelab、カリキュラム開発はリバネス、教材開発と運営はテックアカデミーが担当。アニメの中でザクを開発した企業として設定されているジオニック社による公式モビルスーツ講習キットに位置付けられている。「講習キットなので、ザクの肩にあるスパイクアーマーは安全のために外してある」(バンダイの説明員)という。
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