エン・ジャパンが「女性の活躍」をテーマにしたアンケート調査結果を発表した。管理職になることに興味が「ある」と25%が回答し、その理由として「給与を上げたいから」「仕事の幅を広げたいから」などが挙がった。
エン・ジャパンは2018年8月30日、「女性の活躍」をテーマにしたアンケート調査結果を発表した。
この調査は、同社が運営する女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」で実施したものだ。対象者は同サイトのユーザーで、そのうち352名の女性から有効回答を得た。
まず、「管理職になることに興味はありますか?」と尋ねたところ、25%が「ある」と回答した。「ない」は42%だった。
次に、管理職になることに興味が「ある」と回答した人に、その理由を尋ねた。その結果、「給与を上げたいから」(74%)が志望理由として最も多かった。他に「仕事の幅を広げたいから」(61%)、「責任ある仕事にチャレンジしたいから」(60%)などが挙がった。
反対に、管理職になることに興味が「ない」と回答した人にも理由を尋ねた。その結果、1位は「ワークライフバランスが取れなくなりそうだから」(58%)で、2位が「リーダーシップをとることが苦手だから」(49%)、3位は「管理職だけが活躍する道ではないと思うから」(34%)となっている。
また、これまでに働いた会社で、女性が活躍していると感じたことがあるかについて尋ねたところ、「ある」が71%、「ない」が29%だった。
この質問に「ある」と答えた人に、理由を尋ねたところ、最も多かった回答は「女性の管理職や役員がいる」(67%)だった。続いて「長く働いている女性の数が多い」(57%)、「男女共に同じ仕事を任されている」(48%)が挙がった。
会社で女性が活躍するために何が大切だと思うかについては、「産休、育休制度を使いやすくする」(71%)が最も多かった。2位は「時短勤務や在宅勤務など柔軟に働ける制度にする」(64%)、3位は「昇給や昇格などの評価基準を男女平等にする」(58%)となっている。
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