東芝機械は、電動式射出成形機「EC-SX III」シリーズ17機種を発表した。軽量化や多材多色といった成形技術を最適化し、高付加価値成形に対応。周辺機器との接続機能も強化した。
東芝機械は2018年5月7日、電動式射出成形機「EC-SX III」シリーズ17機種を発表した。軽量化や多材多色といった成形技術を最適化し、高付加価値な特殊成形にも対応できる「モジュール化オプション」の充実化を図った。
ドライサイクルは6.4秒で、段取りに要する時間を従来トグル機と比較して約20%短縮し、生産性を高めた。
周辺機器との接続機能も強化。射出成形機から機能の一元設定や監視ができるようになった。成形条件と周辺機器設定を一括管理することで、設定ミス防止を防止し、工数低減に寄与する。
さらに、EC-SX IIIシリーズ向けの新型コントローラー「INJECTVISOR-V70」は、アドオンユニットの全てをコントロールできる。条件の保存も容易で、同製品1台で制御でき、上位コントローラーとの通信も可能だ。
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