ブリヂストンは「高分子合成を手掛ける者にとって画期的な成果」(会田氏)とするHSRについて、同社の事業にとどまらないさまざまな用途に展開していきためにオープンイノベーションを推進していきたい考えだ。その手法について詳細は示されたなかったものの「無限の可能性があるHSRを、当社だけにとどめていてはいけない。だからこそ、さまざまな協力を得て広げていきたい」(同氏)としている。
なお、タイヤに適用した場合の快適性などについては現在情報を収集中で「しかるべきタイミングで発表する」(松田氏)という。量産に向けた製造プロセスやコストなどについても「これからの開発課題」(同氏)としている。
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ゴム業界の常識への挑戦が生んだ、水素ステーション普及の“立役者”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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